近年、クラブミュージックは急速に盛り上がりを見せ、世界はまさにEDM戦国時代

その時代を牽引する存在であるDJ
楽曲の制作を手がけ、大金を生み出し派手な生活をするセレブリティであり、憧れる若者達はあとをたたない。
そんな中にもステージネームが一風変わったDJ達が多く存在する。

今回はそんなDJ達の名前の由来をいくつかご紹介しよう。

 

Deadmau5(デッドマウス)

ジョエル・トーマス・ジマーマン。 Deadmau5のステージ・ネームで知られる彼は自他共に認めるインターネットオタクである。

ジョエルはとある日、グラフィックボードの交換のためにPCを開けたら、中でネズミが死んでいたのを発見した。
彼は自身が頻繁に使用していたチャットルームでそのストーリーを公開し、チャットルームの住人達は彼を”Dead Mouse Guy”(死んだネズミの奴)と呼ぶようになった。
それをハンドルネームにしようと考えたジョエルだったがハンドルネームには8文字の文字数制限があったため、彼はそれを少し変換して使うことにした。それが “Deadmau5”の誕生である。

Above & Beyond(アバヴ&ビヨンド)

様々なジャンルで活動するボーカリストたちとのコラボが幅広く知られ、有名DJ達に楽曲をプレイされることの多いトランス・ミュージク系トリオ、Above&Beyond(アバヴ&ビヨンド)
彼らはメンバーの一人であるジョナサン・グラントのホーム・スタジオで楽曲のリミックスをしていた。
完成したリミックスをレコード会社に送る際、ジョナサンの部屋に貼ってあったポスターに書かれたスローガン”Above&Beyond”
が彼らのユニット名として採用された。

Infected Mushroom(インフェクテッド・マッシュルーム)

ロックやポップ、トランスやサイケなど、ジャンルにとらわれないスタイルで世界中にファンを持つイスラエル出身の音楽ユニット、Infected Mushroom(インフェクテッド・マッシュルーム)。
彼らがDJ活動をする前に組んでいたパンク・ロックバンドの名前こそがInfected Mushroomだ。
バンドは解散してしまったがその名前は引き継がれ、彼らは大ヒットDJとして今も活動を続けている。

Knife Party(ナイフ・パーティー)

攻撃的でクールななブロ・ステップ楽曲を生み出し続けるオーストラリア出身のユニット”Knife Party”。

彼らはドラムンベース、ブレイクビートのバンドであるPendulum(ペンデュラム)のメンバーである。
しかし彼らはユニットとバンド活動を関連づけて欲しくなかったため、自分のバンドと全く関係のない名前をつけようと決めた。
その結果、全く関係のないバンドである”Deftones”(デフトーンズ)の楽曲”Knife Party”をユニット名に使ったのだ。

Afrojack(アフロジャック)

彼のステージ・ネーム”Afrojack”は、彼の以前のヘアスタイルとダンススタイルをミックスした造語だ。

彼は以前アフロヘアーで(A Fro Hair)、ジャッキング(Jacking)というダンススタイルを好んだ
シンプルでクールなステージ・ネームだ。

Fatboy Slim(ファットボーイ・スリム)

DJ Oxとして活動していた彼は、自身のステージ・ネームを変える際、世界に多く存在する矛盾を表現した名前をつけたいとおもったようだ。

”Fat Boy Slim”(太った少年”スリム”)。まさにユーモラスに矛盾を表現した名前である。

Daft Punk(ダフト・パンク)

今では世界中にその名を轟かせる存在となった”Daft Punk”。

そんな彼らのキャリアのスタートはロックバンドであった。
彼らが組んでいたロックバンド、”Darlin’”は、今は廃刊となった音楽雑誌、‘Melody Maker’ で、楽曲を “daft punky thrash”(価値のないゴミクズ)と酷評された
それこそが”Daft Punk”誕生のきっかけである。

Aphex Twin(エイフェックス・ツイン)

テクノ、エレクトロ界の生きる伝説、”Aphex Twin”(エイフェックス・ツイン)。

彼のステージネームは、彼が愛を捧げる二つの名前を組み合わせた造語である。
一つは、彼が使用する機材を作るオーディオ・ブランド”Aphex Systems Limited”(エイフェックス・システムズ)。
そしてもう一つは死産のため生まれることのなかった双子の兄(Twin)である。

via: Ministry of Sound

Chita
DEEP DIVER編集部の中では珍しい真面目なライター。海外での活動経験を生かして洋楽系の記事を寄稿している。音楽はトロピカルハウスやアシッドジャズなどを好み、海外のカルチャーへの愛と造詣が深い。最近ハマっているのはバチェラー・ジャパンとゲーム・オブ・スローンズ。